目的と概要
当会では、情報モラル教育を目的として、これまでネット社会の歩き方の教材を開発するとともに情報モラル教育の指導者を育成してきました。これにより、多くの児童生徒が情報モラルについての知識を身につけてきたと思います。スマートフォンの普及やSNSなどネット上の新しいしくみが出現している今、保護者の立場としても、我が子がネット社会を生き抜いていけることについての関心は高くなっています。しかし、これまで、その知識がどの程度定着し、児童生徒がネット社会で遭遇するさまざまな場面を生き抜いていけるのかを客観的に測定する手段はありませんでした。本事業では、児童生徒がネット社会を生き抜いていくためには、どのような知識や対応能力が必要なのかを明確にし、それを測定する手段としてテスト問題の開発を実施します。
情報モラルテスト
委員会にて作成した問題・解答・解説について、P検事務局にて事実確認や表現確認などを行い、更新をしました。今後は申込み不要で利用できるWEBテスト(無料)として、P検サイトへの搭載準備を進めています。
小学生向け、中学生向け、高校生向けがありますので、ご活用ください。
情報モラルテスト(無料)
平成29年度事業
「情報モラルテスト」について、委員会で作成した問題・解答・解説を、P検事務局にて事実確認や表現確認などを行い、更新をしました。今後は申込み不要で利用できるWEBテスト(無料)として、P検サイトへの搭載準備を進めています。小学生向け、中学生向け、高校生向けがありますので、ご活用ください。
「情報モラルテスト」は、以下のように授業作りに役立ちます。
1.子供たちの実態把握
まだ、情報モラルの指導を受けていない状態で本テストを受検することで、学級集団、学年集団としてこのような「つけたい力」の区分ができていれば指導の目安になります。情報モラル能力の自己評価チェックリストとして授業の前に利用できます。
2.個人への対応
担任は子供たちのネットの利用状況を把握したうえで対応していけます。状況がわかればその子の指導に役立てられます。
? | 氏名 | 所属 | 役職 |
委員長 | 森本 康彦 | 国立大学法人東京学芸大学 | 情報処理センター 教授 |
委 員 | 稲垣 俊介 | 東京都立江北高等学校 | 主任教諭 |
委 員 | 井上 昇 | 柏市立大津ヶ丘第一小学校 | 教諭 |
委 員 | 金子 和男 | 我孫子市立新木小学校 | 教諭 |
委 員 | 三輪 清隆 | 帝京中学高等学校 | 教諭 |
委 員 | 菊地 弘明 | 東京都八王子市立南大沢小学校 (平成29年度は東京学芸大学派遣) |
教諭 |
委 員 | 森田 純 | 東京都八王子市立由木東小学校 | 主幹教諭 |
委 員 | 和田 俊雄 | 川崎市総合教育センター情報・視聴覚センター | 指導主事 |
委 員 | 稲葉 弘和 | 京都市教育委員会生涯学習部 | 統括首席社会教育主事 |
委 員 | 黒田 英子 | 東京都立新宿高等学校 | 教諭 |
委 員 | 三宅 健次 | 千葉大学教育学部附属中学校 | 附属中学校副校長 |