目的と概要

 平成29年度のオンラインベターライフ委員会では児童生徒の情報化社会に安心安全に参画できる態度を育てるために、子どものどの年ごろからどこで情報に関するモラル指導を行うことが有効であるかを探るため、幼稚園児から小学校6年生までの子供を持つ保護者に対し調査を実施しました。

本調査の目的と調査内容は以下の通りです。

・乳幼児―児童(0歳~12歳)におけるスマートフォンおよびデジタル機器利用の状況の把握
・子のスマートフォン機器に対する心配と期待
・親のデジタル機器利用状況握
・子のスマホの適切活用に要求される条件としてどのようなものを 考えているか
・子のスマホのフィルタリング利用状況
・スマホ利用に関する子どもとの約束
・家庭でのデジタル機器利用をめぐる指導・教育
・子どもの未来に対する期待と身につけて欲しいスキル

以上の項目等を量的調査によって明らかにし、最終的に「保護者のための情報モラル教材」を作成しました。

保護者の情報モラル調査報告書

平成29年度本会内に「保護者のための情報モラル検討委員会」を立ち上げ、12歳以下の子どもを持つ親3,000名に、子どものスマートフォンの利用実態、保護者の情報モラルなどを調査した結果を公開しました。

「0歳児からのIT機器利用と保護者の情報モラル」冊子(観音開きで8ページ)

? 氏名 所属、役職
委員長 橋元 良明 東京大学 大学院情報学環 教授
副委員長 土井 隆義 筑波大学 人文社会系社会学研究室 教授
委 員 遠藤 美季 エンジェルズアイズ 代表
委 員 三宅 健次 千葉大学教育学部・附属中学校 特命教授・附属中学校副校長
委 員 三輪 清隆 帝京中学高等学校 教諭
委 員 小寺 信良 一般社団法人 インターネットユーザー協会 代表理事
委 員 堀川 裕介 東京大学 大学院情報学環 博士課程

【成果物(0歳児からのIT機器利用と 保護者の情報モラル調査実施報告書)はこちらから】