主催者からのご挨拶
GIGAスクール構想も3年目。環境整備の段階から利活用の段階へと進んでいます。児童生徒はもとより教師も端末は文房具という発想で、自立的な学びの支援にどう活かすか、デジタル化の恩恵のもと校務負担の軽減と学習データの活用による個別最適化の教育をどう進めるか、学校と家庭がシームレスに繋がった学びと活動の共有をどうすすめるか、等々、次なるフェーズに向けてさまざまな取組みが始まっています。他方、ネットワークの整備とその活用で生じるセキュリティや情報モラル教育も避けて通れません。これら教育のDX化は新しい時代に求められる児童生徒の資質育成とともに、より充実した教育への変革です。そんな中、第8回関西教育ICT展を開催すべく準備が始まりました。
この3年、コロナ禍にもかかわらず、関係者の皆さんの感染拡大予防のご努力のもと、リアル開催をおこなってきました。参加された学校の先生や教育委員会の皆さんからは、最先端の教育システムや役立つ教材に直に接し、リアルに専門家の話を聞け、大変良かったというご意見をたくさん頂きました。
今年は、コロナもそろそろ落ち着き、従来にもまして多くの方々の参加が期待されています。これらの教育関係者の期待に応えたく、関連企業・団体の皆さんには、是非とも出展へのご努力のもと、リアル開催をおこなってきました。参加された学校の先生や教育委員会の皆さんからは、最先端の教育システムや役立つ教材に直に接し、リアルに専門家の話を聞け、大変良かったというご意見をたくさん頂きました。
今年は、コロナもそろそろ落ち着き、従来にもまして多くの方々の参加が期待されています。これらの教育関係者の期待に応えたく、関連企業・団体の皆さんには、是非とも出展へのご協力をお願いしたく思います。どうかよろしくお願い申し上げます。
(一社)日本教育情報化振興会 会長
上越教育大学監事/富山大学名誉教授
山西 潤一
本展示会の特長
教育現場からのメッセージ
教育DXの着実な推進に向けて最新の情報を入手できる貴重な機会
令和の日本型学校教育の構築に向けてはICT活用が不可欠です。
学習面及び生活面全般におけるICTの活用や、保有している教育データの分析・検証を通じた施策の推進に向け、好事例の情報収集や、機器やアプリの操作体験ができる関西教育ICT展は、とても有意義な機会であると考えております。
最先端の情報からこれからのICT教育を考える場に
「個別最適な学び」と「協働的な学び」を推進していく上で、今やICTは欠かせないツールです。ICT展は、各自治体の先進的な取組事例やICT環境の最新情報が満載。様々なセミナーやブースは、これからのICT教育に必要な情報、貴重なアイディアを得ることができる絶好の学びの場です。
情報端末のさらなる活用推進に役立つ関西教育ICT展
1人1台の情報端末とクラウドを活用することを通して、授業のDXが始まっています。実際、推進力がある地域では、児童生徒による学びの広がりや教員の働きやすさを考えた整備に腐心し、活用推進につながる考え方をリーダー層が学んでいます。
関西教育ICT展を、このような機会として捉え、ぜひご参集いただき、良い教育を目指した議論をしましょう。
教育現場におけるDX推進の検討に役立つ機会
教育現場においてもDX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進を意識しなければならない時代です。しかし、よく誤解されていますが、DXは単なるICT導入ではまったくありません。自分たちが目指す教育を実現するためにICTをどのように活用できるか考え、そのために必要な改革を行うことです。関西教育ICT展では、参考となる様々な事例やアイデアを数多く学ぶことができます。また、講演者・出展者・参加者と対話することによって理解を深めることができる機会でもあります。ぜひ、この絶好の機会を活用してください。
どんな状況でも学校現場で使える情報が満載
非常時でも学校現場で使える情報満載のセミナーや展示が多数あります。遠隔教育やGIGAスクール、ICT活用授業事例、ICT環境整備や活用研修の事例などもあり、これからの学校現場でのICT活用の ビジョン策定から更なる推進まで、非常に参考になります。